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震災1年目3月11日、東松島市小野竹一さんへ訪ねました。 

震災1年目になる3月11日、東松島市の小野竹一さんへ訪ねました。
東松島市大曲地区は港に面して、住宅が津波で全滅でした。
今も大船が陸地に横たわり、小野さんの自宅も壊滅状態でした。
小野さんは、現在200軒の仮設住宅の自治会長として地域の皆さんの為に活躍されておられます。
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小野さんの2件裏に住んでいた、伊藤健人くん(17才)一家はお母さんと可愛い弟の律くん(5才)祖父母が犠牲になってしまいました。
そして、健人くんは発心し、弟や犠牲になった人たちの為に「青いこいのぼり」を呼びかけて沢山の支援により大曲地区の橋に掲げることができました。
3月11日2時46分、学生の仲間たちと亡き家族・弟のため、そして復興のために太鼓の曲を堂々と演奏してくださいました。
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<伊藤健人17才>
幸い仙台にいた僕、体調を崩して病院にいた父、学校にいたすぐの弟は無事だった・・が、この津波で母、祖父母は未だ行方不明。5才の弟は遺体となって見つかった・・・。
地震後、必死に年老いた祖父母と幼い弟(律くん)を連れて津波から逃げた母、父との電話で話してる最中通話が途切れた。
特徴が似ていると連絡があり、遺体安置所に行くとそこには冷たくなった弟の律が・・・
冷たくて動かないけど、その顔は本当に寝ているみたいだった。
夢だよね? これ覚めるんだよね? 何度も自分に問いかけた。
まだ見つからない母や祖父母を探し、ガレキをいくつもいくつも避けても、変わらない時間だけが過ぎて行く、その風景の中で、泥だらけの「青い鯉のぼり」が出てきた・・・。
律は年の離れた可愛い伊藤家のアイドル!
やんちゃで、お母さんが大好きで一時も離れない甘えん坊。
<中略>
その時確かに聞こえたんだ。
「健人ちゃん!今年もお空に律の鯉のぼり高くあげてね」って・・・。
僕は家の仕事もそっちのけで鯉のぼりを近くの川で洗い、母や祖父母達への思いも乗せ、次々と出てきた四匹の鯉のぼりを、家が在ったあたりに空高く揚げた。
「律!見えるか!」
天高く揚げた鯉のぼりが喜んでるかのように、風に乗って体をくねらせ泳ぎ始めた。
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鯉のぼりは天に昇って竜になり、やがて伝説となる。
青い鯉のぼりは、子供の鯉で家族のシンボル。
青い鯉のぼりを、弟の律や同じ東日本大震災で亡くなった子供たちの為に、地震や津波の心配のない、大空高くに揚げるため、不用になった青い鯉のぼりがありましたら私たちの為に送ってください。
私たちの街や人々の復興のシンボルとして、そして亡くなった子供たちが寂しくないように、沢山の青い鯉のぼりを空高く揚げたいと思います


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kubota2511

Author:kubota2511
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